ダニ 発生条件 増やさないためには

ダニの発生・発育条件

ダニの発生・発育条件

ダニは、特に高温・多湿な場所で発生しやすいです。なので、梅雨や夏は4~5ヶ月間は、要注意期間。

条件危険領域特徴
温度20~30℃(生暖かい)50℃以上では卵も一緒に、確実に死滅。20℃以下になると鈍くなり、10℃以下で発育停止。
湿度60~80%(ジメジメ)75%周辺で最も繁殖する。60%以下では活動が極端に低下する。

ダニを増やさないためには、あっためるか、冷やすということが大事、ということですね。

ほかにも、ダニは食品がだ~い好き。食べこぼしをそのままにしていると、そこからダニが繁殖しますよ~。カビも主食の一つなので、カビを減らす(抑える)ことも、ダニ対策に有効です。

また、潜入場所というものがあります。それが、

  • 畳、絨毯、床…ほこりや毛がからまるような場所
  • 布団、布製の椅子、ソファー…湿気がたまりやすい布
  • 家具裏…湿気が逃げにくいジメジメ空間

こういう場所は、ダニちゃんが大好きなので、要注意!

ダニの繁殖期~梅雨から夏のジメジメに注意

ダニは、あったかくてジメジメしてるところがだ~い好き!高温多湿の梅雨から夏は、絶好のダニ繁殖期。。さらに秋雨や台風となる時期もジメジメが続くので、6月~10月まではずっとダニが繁殖しているとおもってもいいですね。

しかも、冬も暖房を使えばあったかくなるので、繁殖条件はそろいます…すると一年中…

ピークは7月~9月。夏の蒸し暑さとジメジメした湿気の影響で、ダニの発生がピークに。また、ダニの死骸や糞にのこったダニアレルゲンは、11月下旬まで、その被害を受けることになります。こりゃあもうダニと一緒に生活してるといっても過言じゃない!!

卵から、早くて2週間で成虫に。ダニにとって最適条件がそろうと、2~3ヶ月も経つと、想像以上に繁殖…ほうっておけば、あっという間にあなたのお部屋は”ダニの栽培所”みたいになってしまいます…


参考図書:健康的で快適な住環境をつくる-住まいと暮らしのカレンダー/オーム社/著・菊浦 吉蔵/平成19年11月15日第一版発行/知っておきたい住宅の健康と住宅の知識を一通り学べる一書。日本の気候の特徴からカビ、結露、ダニ、シックハウス症候群といった問題を捉え、快適な生活を送るためにはどうするか?といったことがわかります。

ダニはどうして増えるの?ダニを増やさないためにはどうする?実は、一年中、ダニは増え続けるなんて信じられますか…?梅雨、夏、秋雨、台風シーズンはとくに危ない!ダニにも種類があり、家で発生・生息するダニのほとんどがコナヒョウヒダニというチリダニ。ほかにも、イエササラダニ、コナダニ(ケナガコナダニ)、ツメダニ(ミナミツメダニ)、ニクダニ、ホコリダニといった種類があります。外からやってくる種類として、イエダニ、ツツガムシ、ヒトヒゼンダニ、マダニ、スズメサシダニ、ハダニなんてものも。ダニは様々な病気を引き起こすので、怖いですね!

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